甘酒牛乳の作り方を麹屋が解説!甘さの理由やムースの作り方も紹介!

お年賀でよくふるまわれる甘酒。実は牛乳で割って飲んでも相性が良いです。今回は牛乳甘酒の作り方と合わせて、甘酒が甘い理由や、甘酒牛乳ごまムースの作り方についてもご紹介します!

甘酒牛乳は、簡単に言うと甘酒の牛乳割りです。ホットでもアイスでもお好みで楽しめます。今回はホットで作ってみました。

レシピ

牛乳…100ml
甘酒(米麹甘酒)…50g

作り方

① 牛乳をあたためます。お鍋でもレンジでもOKです。お鍋であたためる際は沸騰しないように注意しましょう。

② 甘酒を加え、好みの温度になる程度まであたためます。

③ コップに移せば完成です!

ポイント

牛乳と甘酒の割合は、好みに合わせて変えられます。
甘いのが好きな方は牛乳:甘酒=1:1くらいの分量で作っても◎
甘酒が加わることで甘さが増し、よりおいしく飲むことができます。
また、甘酒特有の甘さが苦手な方は、牛乳に大匙1杯くらいの甘酒を混ぜる程度でも風味を楽しむことが可能です。

甘酒が甘い理由

甘酒には、酒粕を利用して作られる酒粕甘酒と、米麹を使って作られる米麹甘酒の2種類があります。
酒粕甘酒は、砂糖で甘みをつけていますが、米麹甘酒には砂糖は使われていません。

米麹甘酒の甘みは、100%ブドウ糖の甘さです。
米麹は、蒸した米に麹菌を加えて作られますが、その際に100種類以上の酵素が生まれます。
生み出される酵素の一つが「アミラーゼ」です。アミラーゼの働きにより、米のでんぷんがブドウ糖に分解されます。米麹甘酒の甘さは、発酵によって生み出される自然の甘さなのです。
ブドウ糖には疲労回復の効果がありますので、疲れた時のリラックスに取り入れることもオススメです。

簡単!甘酒牛乳ごまムースの作り方

砂糖を使わずヘルシー。簡単・おいしい甘酒牛乳ごまムースの作り方を紹介します!

レシピ

甘酒…150g
牛乳…120g
生クリーム…100ml
ゼラチン…4g
練りごま…20g
卵黄…2個

作り方

① 牛乳をあたため、ゼラチンを溶かす。この時、牛乳を沸騰させないように注意する。

② 甘酒、生クリーム、卵黄を混ぜて人肌くらいに温める。

③ ①と②を1つに混ぜ合わせて、練りごまを加えて混ぜる。

④ 容器に移して冷蔵庫に入れ30分ほど置いたら完成。
飾りにミントを載せても◎

米麹甘酒を使っているので、アルコール分ゼロ。
砂糖も不使用なので、お子様からお年寄りの方まで幅広い年代の方にお楽しみいただけます。

そのまま飲んでもおいしい牛乳ですが、一工夫加えることでさらにおいしさが増します。
筆者は牛乳が好きですが、たくさんは飲めない人なので、ムースにして楽しめて幸せでした。
この機会に、甘酒牛乳やムースを試してみてはいかがでしょうか。

今回ご紹介したレシピで使用しているのは、麹屋もとみやの「こうじ甘酒」です。米麹から作られており、無加糖・ノンアルコール。濃縮タイプなので、好みの濃さに調整してご使用いただけます。

  1. 米麹

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